坐骨神経痛

当院では「どこに行っても坐骨神経痛が良くならない」そんな方が多数ご来院されています。
ご来院された方のほとんどの方が病院・整形外科・整骨院を何件かまわって来られます。
そして、皆さんが口を揃えて「痛みが残っている」とおっしゃられます。
なぜ、多くの方が坐骨神経痛を改善できずにいるのでしょうか？

病院の場合、レントゲンで異常がなければ「痛み止めの薬、シップ、コルセットで様子をみましょう」「痛みが強ければ腰に注射をします」と言われます。
対処療法が必要な時もありますが、根本的な改善ではありません。

接骨院・整骨院では、本当の原因を見つける事が出来ないまま「腰に電気をして腰にマッサージをする」を繰り返しています。施術後は少し楽になってもまたぶり返す。
それでは坐骨神経痛の根本的な改善はできません。

「坐骨神経痛」という病名は実は存在しません。
坐骨神経痛とは下肢に現れる症状の総称で、お尻から下肢にかけて痛みやしびれが続く状態のことを言います。

坐骨神経とは腰椎の4番目から仙骨の3番目から出る神経のことを言い、お尻から腿裏、下肢にかけて幅広い範囲に分布しているため、坐骨神経痛と言っても症状が出る範囲は様々です。

腿の前側に痛みやしびれが出ている方は坐骨神経ではなく、大腿神経(腰椎の2~4番目)の症状です。

• 長時間立っていたり座っていると片方のお尻や足に痛みやしびれが走る
• 長く歩いているとだんだん足がしびれた感覚で次第に重くなる
• 下の物を拾おうとするとお尻や足に痛みが走る
• 痛みで寝返りをうつことが出来ない

• 片方にいつも重心が傾く癖がある
• 長時間の立ち仕事や座り仕事
• 足を組む癖がある
• 日常生活で床に座る習慣がある
• 自転車に乗ることが多い
• 腹筋(腹圧)が弱い

このような特徴があります。

坐骨神経痛は病名ではない為、単にそこの神経が興奮し症状が出ているだけなので、その原因を特定し、改善することが坐骨神経痛に対する最良のアプローチです。

一般的には、神経を圧迫しているという考えですが、構造医学的には、神経を牽引していることによって起きるとされています。

その為、医療機関などで牽引をする機械をされて楽になったという方もいると思いますが、それは神経が伸ばされて一時的に閾値(痛みを感じる領域)が上がり痛みを感じなくなるだけです。

それだけでなく、関節は引っ張る力に弱いので、牽引をすると関節が破壊されてしまう為、当院では牽引療法は行いません。

坐骨神経痛の一番多い原因としては、骨盤・骨格の歪みからくる負担により、腰椎に捻じれが起き、熱(炎症)が発生し神経が興奮することです。

また、神経が牽引されることによって興奮し、症状が出ることも少なくありません。
その牽引している箇所が腰椎、筋肉、関節なのかでアプローチも変わります。

当院では、カウンセリング・検査で原因を特定してから施術を行います。
マッサージで筋肉の緊張を取り除いてから、骨盤・骨格の歪みを整復します。
歪みが取れることで、関節、筋肉、神経の負担が取れ痛みが改善されます。
その為、坐骨神経痛で悩んでいた方でも、早期改善・再発防止が出来ています。

そして、もう１点重要なことは、セルフケアです。当院で施術を受けている時間より、それ以外の生活時間が長い為、その時間をどう過ごすかが改善・再発防止に繋がります。
施術後に日常生活で負担のかかる動作をしてしまうと施術効果が下がってしまいます。
逆に、日常生活でセルフケアをしていただく事で施術効果がグンと上がります。
その為、当院では的確なセルフケアと食事・運動指導にも力を入れています。

精一杯改善のお手伝いをいたしますので、是非一度当院へご相談下さい。